痛みのない「PET検査(ペットけんさ)」でがんを早期発見!早期治療!


PET検査とは

CTやMRIは臓器の「形状」を、PETは「活動度」を見る

●苦痛がほとんどなく、一度の検査で全身をチェックできる
●1cm程度のちいさながんも発見できる

など、PET(ペット)検査が話題を集めています。

 世界的にみても、PETはこれまでにない検査法として注目され、欧米はもとより、アジアでも中国や韓国などで導入が 進んでいます。 とくに欧米では、「PET ファースト」といわれ、がんが疑われる際に、まず他の検査に先立って行うべき ものとして位置づけられおり、日本でも、がんの診断だけでなく、早期発見を目的としたがん検診の手法としても広まりつつ あります。

 PETの正式名称は「陽電子放射断層撮影法(Positron Emission Tomography)」です。 この頭文字をとって「PET] と呼ばれています。 体内の様子を撮影して、その画像を元に診断するという点ではX線撮影やCT(コンピュータ断層 撮影)など他の画像検査と同じなのですが、その仕組みや画像は大きく変わります。

PET検査画像
 画像の上の段は、それぞれCT,PET検査の画像です。 まったく違うことがお分かりいただけるでしょう。 CT、MRI (核磁気共鳴断層撮影)画像が、臓器の細部まではっきり映ったピントの合った写真だとすると、PET画像は濃淡だけ が目立つぼやけた写真というところでしょうか。 しかし、この濃淡にこそPETならではの特性が現われているのです。

 というのは、CTやMRI、超音波などのこれまでの検査画像は、臓器の大きさや形状といった「かたち」の異常 から主に病巣をとらえるのに対して、PET画像は「細胞の活動度(代謝)」の違いから 病巣をみつけるもの。 PET画像の色の濃淡は、組織の活動レベルをあらわしているものなのです。

 こうした特性から、PET検査では従来の画像検査ではわからなかった部分もキャッチすることができます。 たとえば、 CT、MRI検査などは、臓器にこぶ(腫瘍)があるという形の異常を見つける能力はすぐれていますが、そのこぶががん (悪性腫瘍)なのか、そうでないか(良性腫瘍)の見分けがつきにくいこともあります。 しかし、細胞の代謝をとらえる PETならば、腫瘍が悪性か良性か、がんの活動が活発なのか、おとなしいのかといった性質を診断することもできるの です。




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