PET検査料はなぜ高い


検査薬FDGはつくりおきできない!

 「PET検査にはお金がかかる!」という印象を持っている人は多いでしょう。 実際に、PETのみのがん検診でおおよそ 7〜8万円。 保険適用された場合でも、自己負担3割のサラリーマンで約2万3000円(検査料のみ)かかります。  体幹部のCT検査で約2500円、MRI検査で約3700円(平成18年6月現在)ですから、かなり高額といえます。  PETが最新の検査であるということもありますが、一番の理由は、検査をするまでの手間や設備が大きいからなのです。

 とくに検査薬の扱いはなかなか大変です。 PETの検査薬は、X線検査などで使われる造影剤などとは違って、つくり置き ができません。 検査薬が出す放射線は時間とともに減っていくのですが、その寿命は短く、約2時間で半分になってしまう からです。 メーカーが大量生産して備蓄し、医療機関が必要な時に購入するというやり方がきかないのです。

 そのため、医療機関は独自に検査薬を製造するセンターを設置したり、近隣のセンターからできたてホヤホヤの検査薬を 運んでもらっています。(ちなみに、1人1回分のFDGは4万6800円です)  医療機関内にセンターを設置する場合には、 放射性物質をつくる「サイクロトロン」という機器だけで約3億円、PETスキャナが1台1.5〜2.5億円、その他の製造機器、 建物などを含めると10億円程度は必要となります。 それだけに検査費用も高くなるのです。




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